2017年11月15日水曜日

実際に私が朝食抜きの生活をするようになって

朝食を食べないで私の身体に起きた変化


これから私が朝食を抜いた時にどのような変化が自分の身体に起こったかを書いていきたいと思います。


私は格闘技をずっとやっていまして、特に十代の頃は「たくさん食べて、たくさん練習して体を大きくする」ということばかり考えていましたので、朝からかなりたくさんの量の食事をしていました。


それでも体重は思うように増えませんでした。


今考えれば食べ過ぎも病気になった理由の一つだと思うので反省しています。


朝食を抜いてからの最初の一週間は空腹感と、毎日朝食を「体を大きくするため」に食べていたのでそれが無いことによる違和感がなかなかありました。


二週間もすると朝の空腹感は無くなっており、朝食後に毎回感じていた体の重さはすっかりなくなり、頭も朝からスッキリするようになりました。

https://ameblo.jp/kawakyo3/entry-12283236784.html



さらにこちらの記事でも述べたように、朝食の時間は排泄の時間です。


朝、尿を足しに行く回数が増え、排便の回数も午前中だけで二回は最低でも出るようになりりました。多い時では三回も出ます笑


体の中に便がたくさんたまっていない状態で過ごす午前中はたまらなく気持ちいいですね。


私が最も驚いた私の体の変化は、今まで体を大きくしようよと思っていくら食べても体重が増加することがなかったのに、朝食を食べないようになってから体重が増えるようになりました。


朝食を取ることを止めた肥満体型の私の友人たちは、体重が減りました。
余分に取っていたカロリーが減ったのでこれは当たり前ですね。


これは私にとって、とても大きな変化であり、自分の体で実験することの楽しさに目覚めた瞬間でした。





朝食を食べなくなったことで腸に休む時間が出来て、本来の腸の生理機能を取り戻し、栄養を吸収する効率が上がった事を感じました。その為、満腹を感じるのも早くなり、前より食べる一食当たりの量が減りました。


食べたらしっかりその栄養を吸収するようになったので、体重が増え過ぎないように気をつけるようにもなりました。


一食食べる回数が減り、夕食もあまり食べすぎないようにしているので、食事をする時間を前よりも大切にするようになりました。


もちろんの事、持病の潰瘍性大腸炎の症状もよくなりました。


腸の病気なので、食べる量が減り、排便の回数が増えたことによって、腸の中での便の滞留時間が短くなり、炎症時は食べたら食べた分だけ血便で出ていたのですが、そもそも腸の中にある便の量が減ったことによりトイレに行く回数も減り、消化にかけていた時間も治癒の時間に費やされたことにより、炎症が起こらなくなりました。


腸内に宿便がたまり、それが腐敗することにより様々な病気を引き起こす原因となります。


しっかり朝は排便をしましょう。


さらに、朝の時間に余裕が増えました。


私はその時間を語学や、健康についての勉強の時間にあてています。


朝食を抜いたことにより私の体に起こった変化をまとめると、


1.二、三週間後には体が軽くなり、頭がスッキリするようになった。


2.午前中の排尿、排便の回数が増えた。

3.いままで増えなかった体重が、腸の機能が回復したことにより増えるようになった。
(肥満気味の友人が試した場合は体重が減少した)

4.持病の症状が軽くなり、症状が出なくなった。



たった朝食を抜いただけでこれだけの効果が私にはありました。






朝食が便意を催させるのか?


朝食を毎日とっている方の中には、「毎朝朝食を食べないと便意を催さない」という意見もあると思います。

朝食をとらないようになると、空腹時にモチリンという腸を動かすホルモンが分泌されるようになり、それが腸を収縮させ、便が出やすくなります。


これも朝食を食べ無くなってから排便の回数が増える理由の一つです。


こちらの記事でも述べたように、朝食の代わりに朝起きたら水を飲むようにしましょう。


この「朝起きたら水を飲む」という行為が、朝食によって催される便意と同じ効果になります。


もしこのブログを読んでいる方で慢性的に腸の調子が悪かったり、朝にダルさを感じている方で興味のある方は、一度ぜひ朝食抜きの生活を最低でも一ヶ月は続けて見ていただきたいと思います。


自分の体の変化に驚くと思います。


何にも費用をかけずにできますし、むしろ朝食にかけていた食費が抑えられるので節約にもなります。


最近では、色々な芸能人、著名人の方も一日二食、もしくは一食にされている方たちが増えていますね。


最後にちょっとした雑学をお話ししたいと思います。




食べてすぐに寝ると牛になる?


一度は「食後にすぐ寝ると牛になる」という言葉を聞いたことがあると思いますが、
もう一つ「腹が減っては戦はできぬ」ということわざも存在します。


この二つは人間の生理に則って考えてみるとおかしいです。


東京大学医学部卒業であり、労働科学研究所元所長の予防医学の第一人者である小山内(おさない)博さんはこの二つの言葉が生まれた背景についてこう述べています。


『昔は税金の一種に「庸」という制度があり、役所のためにタダで働けという労役が課せられた。払う側は自分のために働くわけではないから、ばかばかしくなり、この時に「腹が減っては戦はできぬ 」と言って食べ物を要求した。 そして国が食べさせるから働けといって食べさせると、今度は食後は眠くなるからと横になって寝ようとする。それでは働かせようと思って食べさせたのに寝てしまわれては困るので、「食べてすぐ寝ると牛になる」といって脅して働かせようとした。』

つまり、「食べてすぐ寝ると牛になる 」というのは支配者側の言葉であり、「腹が減っては戦はできぬ」というのは支配者でない側の言い分です。


しかしこの二つのことわざは今に至るまでそれがあたかも正しい事のように使われています。


「親が死んでも食休み」という「たとえ親が死んでも食休みは必要だ」という意味のことわざがありますが、この言葉が一番人間の生理機能的には正しい言葉です。


食休みは食物を消化するうえでとても大切な事なのに、「食べてすぐに寝ると牛になる」では、食休みがまるで悪い事のようです。


このことからも、調べてみると言葉の由来と現在使われている意味とは間違った意味で伝えられてきている言葉がたくさんあることがわかります。


食後にすぐに運動するのは体の消化活動を邪魔にすることになるので、出来るだけ食後は食休みをし、どうしても肉体労働などの仕事後に動かなければならない仕事をしている方は、食べ過ぎないようにしましょう。



皆様の健康を願っています。






















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